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文化財としての橋弁慶山
橋弁慶山(はしべんけいやま)
昭和37年(1962年)5月23日に重要有形民俗文化財指定の指定を受けた、鉾7基・曳き山3基・舁き山19基の一つです。
文化財としての橋弁慶山
橋弁慶山家(はしべんけいやまちょういえ)
昭和54年(1979年)2月3日に、橋弁慶山、霰天神山、山伏山、北観音山、南観音山、放下鉾、役行者山の7山鉾町内が、重要無形民俗文化財指定の指定を受けました。
黒韋威肩白胴丸(くろかわおどしかたしろどうまる)
橋弁慶山伝来の胴丸で、昔、実際に弁慶人形に使用していたものだと言われています。
昭和57年(1982年)6月5日に重要文化財の指定を受けました。現在は、京都国立博物館に収蔵されております。

胴丸とは、胴回りが一連となって引き合わせを右脇に設け、草摺(くさずり) が細かく分かれ動きやすくした甲冑(かっちゅう)で、南北朝〜室町時代に流行したものです。

橋弁慶山伝来の胴丸は、黒漆を塗って盛り上げた革と鉄の小札(こざね)を交互に重ね合わせ、胴・袖の上方だけ白糸で、それ以下を黒韋で縅(おど)しています。胸板が広くなり、また盛り上がった小札や幅の狭い縅毛、獅子牡丹文の絵韋(えがわ)には室町期の特色がよく示されています。兜以外は、完備しており現存する胴丸の中ではすぐれたものです。
『補足』
韋小札(かわこざね) 撓(いた)め革で作った鎧(よろい)の小札
大袖(おおそで) 鎧の綿上(わたがみ)に結び付け、上腕部に垂らして盾のかわりとした。
縅し(おどし) 鎧(よろい)の札(さね)を革や糸でつづり合わせること。
草摺(くさずり) 鎧(よろい)の衡胴(かぶきどう)から垂らし、下腹部・大腿部を保護するもの。
獅子牡丹 獅子の勇姿に花の王である牡丹を配した図柄。
絵韋(えがわ) 文様を染めつけた革
杏葉(ぎょうよう) 鎧(よろい)の付属具の一。染め革などで包んだり漆をかけたりした鉄板
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