KYOTO GION-MATSURI
HASHIBENKEI-YAMA

日程と巡行

巡行の順番

平成26年度より後祭山鉾巡行復興になり、7月24日に籤取らず1番で巡行いたします。

山鉾巡行の順番は、毎年7月2日の「鬮(くじ)取り式」にて行われます。
「長刀鉾」「函館鉾」「放下鉾」「岩戸山」 「船鉾」「北観音山」「橋弁慶山」「南観音山」は籤取らず と言われ毎年巡行の順番が決まっています。
「橋弁慶山は、明応9年巡行の順番を鬮(くじ)で決める際、 山の中で唯一鬮(くじ)取らずの後祭の一番先頭を行く特権を確保していた。 理由はさだかではないが。。。
明治5年に北観音山が復興され編成上の都合で、後祭の先頭を譲ることになり舁山で一番となった。」

昭和41年に前祭・後祭が一本化し、全体の25番目(後祭2番目)に巡行することになりました。

平成24年度より約140年前の巡行順が復活することとなり、 橋弁慶山は後祭の先頭として24番目に巡行しました。 橋弁慶山は、祇園社記第十五に依れば(明応9(1500)年6月6日の鬮(くじ)取)、先祭の長刀鉾と同様に、後祭では橋弁慶山は「先規(先の規定)ヨリ一番也」と記され、応仁の乱前より鬮(くじ)取らずで先頭だったことが明らかです。明治5年北観音山にその位置を譲りましたが、殿(しんがり)を努めていた大船鉾の再興により平成24年先頭に復帰しました。

令和5年度後祭山鉾巡行順番

1 橋弁慶山
5 南観音山
3 浄妙山
9 八幡山
3 鯉山
2 北観音山
8 黒主山
7 役行者山
4 鈴鹿山
10 鷹山
11 大船鉾

祇園祭日程

日程 橋弁慶町 祇園祭
7月1日   吉符入(各山鉾町)
長刀鉾町お千度(八坂神社)
2日 鬮(くじ)取り式(市役所議事堂)
八坂神社社参(行司役)
鬮(くじ)取り式(市役所議事堂)
山鉾町社参(八坂神社)
10日   鉾建て(各鉾町)
お迎提灯(八坂神社・市役所)
神輿洗(四条大橋)
12日   鉾曳き初め(各鉾町)
山建て(各山町)
13日   斎竹建て(四条麩屋町)
高橋町社参(八坂神社)
長刀鉾稚児社参 (八坂神社)
久世稚児社参 (八坂神社)
14日   宵々々山
15日   宵々山
宵宮祭(八坂神社)
16日   宵山 献茶祭(八坂神社)
護摩焚き(役行者町)
鷺舞(八坂神社)
田楽 (八坂神社)
石見神楽奉納(八坂神社)
17日   山鉾巡行
鬮(くじ)改め
神幸祭 (八坂神社・四条御旅所)
18日 吉符入式(10時~)
力縄作り(13時~)
文様を染めつけた革
21日 お山建て(8時30分~)
舁き初め(かきぞめ)(11時頃)
町家お飾り
 
22日 清祓式(10時30分頃)  
23日   献茶祭(八坂神社)
琵琶奉納 (八坂神社能舞台)
24日 巡行(9時30分~) 花傘巡行(八坂神社・市役所)
還幸祭(四条御旅所・八坂神社)
25日 後片付け(9時~)
足洗
狂言奉納(八坂神社能舞台)
28日   神輿洗(四条大橋)
29日   神事済報告祭(八坂神社)
31日   役神社夏越祭(境内役神社前)

山鉾の位置と巡行コース

7月24日、朝9:30、橋弁慶山を先頭に巡行がスタートします。我が「橋弁慶山」は後祭り復興により、籤取らず1番目を巡行致します。

橋弁慶山(はしべんけいやま) 四条烏丸四条河原町河原町通蛸薬師河原町通御池御池通寺町(くじ改め) 烏丸御池

烏丸御池(9:30巡行スタート)

御池通寺町(くじ改め)

河原町通御池

河原町通蛸薬師

四条河原町

四条烏丸 (11:22頃)

令和五年度の行事役および作事方頭領

行事役とは、その年の祭りの世話役です。

作事方頭領とは、山建ての指示、巡行時のかつぎ手への指示等を担当します。

行事役および作事方頭領